ひらがなせんにんの じんるいきゅうさいけいかく

ひみつのけいかくにさんかしよう! 

あめと むち のせかい

ぜんかい しゅくだいをだしました

 

「がっこうのどこに かのうせいと じこけっていのさいくるがあるか さがしてみましょう」 

 

せいかいは ありません

せんにんは せんせいのように せいかいをにぎっていません

 

なーんだと がっかりしたひともいますか?

そういうひとは がっこうきょういくの ぱたーんにはまっているのです

 

がっこうに じこけっていのさいくるを みつけだしたひとは それをたいせつにしてください

そして そのさいくるを さらにはってんさせるにはどうしたらいいか かんがえてください

 

みつけだせなかったひとは それはこどもたちにとって むずかしいかんきょうである ということをかんがえつづけてください

 

かんがえのさいくるは そのようにすすんでいきます

おわりがないのです

 

こどもが つみきや すなで むちゅうになって おしろをつくっています

いつまでも つくりおわることがありません

どんどん かいぞうしていきます

 

あるいはできかけたのをこわして またつくりはじめます

 

つかれをしりません

 

というか えねるぎーがきれたとたんに ばたんとねて おきたとたんにはじまります

 

いつもなにかにむちゅう

 

それが あそびのぱわーです

 

よのなかには ちゅうそつでせいこうしているひとが けっこうたくさんいます

 

それは このぱわーをうしなわなかったひとです

 

ふつうのひとは だいがくにいくころには このぱわーをうしなっています

 

このぱわーのなかに ひとのせいちょうのぷろせすのひみつが みんなつまっています

 

 

あそびのぱわーにたいして どりょくはどうでしょう?

よのなかのだいぶぶんのひとは あそびはわるいこと どりょくはよいこと とおもいこんでいますね

 

がっこうでは どりょくしなさい とおそわります

がっこうでは じぶんのかんがえが まるかばつか せんせいがひょうかしてくれます

 

どりょくして ひょうかされる

どりょくして ひょうかされる

どりょくして ひょうかされる

 

これは ぱぶろふのいぬです

 

ここには せいとが じこひょうかする さいくるはありません

あそんでいるこどもは おしろがきにいらないとぶっこわしますが がっこうでは れそはせんせいが ひょうかします

 

きのう たいせつなことをかきわすれていました。

 

きのうは かのうせいと じこけっていのぶろせす をいかのようにかきました

 

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1 かのうせいをみつけだす

 

2 かのうせいの りすとをととのえる

 

3 かのうせい から じこけっていし じっこうする

 

4 じっこうした けっかをひきうける

 

→ こうどうしたけっかのせかいから ふたたび かのうせいを みつけだす(くりかえす)

 

**

 

この4のところに じこひょうかする というのがはいるのです

 

4 じっこうした けっかをじこひょうかする (ひきうける)

 

という ひょうげんがいいかもしれません

 

じぶんでしたことを じぶんでひょうかして つぎのくふうにむすびつける

そこにしんぽがあります

しこうさくごがあります

 

それは せんせいがばつにしたもんだいのまちがいを ふくしゅうするのとは おおいにちがうのです

 

がっこうでは じぶんのしたことを いつもせんせいがひょうかします

 

どりょくして ひょうかされる

どりょくして ひょうかされる

どりょくして ひょうかされる

 

たかいてんをとると ほめられる

ひくいてんをとると しかられる せめられる

 

あめと むち

あめと むち

あめと むち

 

このぱぶろふのいぬは どうなっていきますか?

 

ひょうかされるために どりょくするようになるのです

 

てすとのかんにんぐ がありますね

 

かんにんぐでとったてんは ほんにんのちからでは ありません

じつりょくではなく ひょうかだけ ほしいのです

 

てすとまえ いちやづけのべんきょう がありますね

それは ちしきをふやしたり かんがえるちからをあげることではありません

 

とりあえず めのまえのてすとのてんを あげたいのです

 

このような てすとのけっか つうしんぼのせいせきは しんがくや しゅうしょくとひもづけられています

 

みらいという げんそうのなかでも 

へんさちのたかい だいがくをでれば あんらくで かねもちで よいせいかつ

へんさちのひくい だいがくをでれば だいぶおとるせいかつ

と むすびつけられるのです

 

ここでも

 

あめと むち

あめと むち

あめと むち

 

くりかえされる あめと むち

 

このような ぱぶろふのいぬのわなに ふりょうや おちこぼれたちは ほんのうてきに きづいているのではないでしょうか

 

でも かれらには ふかいどうさつりょくや ひょうげんりょくが まだない

そして ばらばらに こりつしているから わなをやぶれないのです

 

このぱぶろふのいぬは そのあと どうなっていきますか?

 

ひょうかされるために どりょくするようになったのです

 

たにんのひょうかをえることが もくてきになったのです

 

じぶんで もくひょうをたてられなくなります

 

じぶんで じぶんのしたことをひょうかできなくなります

たにんのひょうかを いつもまつようになります

 

じぶんではんだんをできなくなります

 

じぶんではんだんをしているようにみえても じぶんのなかにいるたにんのひょうかをまねているのです

じぶんでもくひょうをたてているようにみえても まわりのひとがよろこんでうけいれてくれそうなことを むいしきにもくひょうにするのです

 

そういうことから はぐれてしまうと じぶんがなにをしたらいいか わかりません

 

なにをしたらたのしいか じぶんがなにをかんじているのか もわからなくなります

 

むちゅうになって つみきのおしろをつくっていたこどもはいなくなりました

 

きょろきょろと まわりをみまわして せんせいや おやがなにをのぞんでいるか さぐる こどもがいます

 

それがわからないと まわりのひとのふるまいをみて まねをして めだたないように ふるまうこどもになります

 

ですから ぱぶろふのいぬになったこどもは だれかが あめとむちでみちびいてくれるのを まっています

 

いつまでも まっています

 

*

 

きじをかいているとき こんなのみつけました

 

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